適応障害による仕事のミス。減らしたい! ~落ち込む時の対応と相談先~
適応障害の症状のひとつに“ミスが増える”というものがあります。ケアレスミスを含め、仕事で周囲に迷惑がかかってしまうようなミスは避けたいですよね。 ミスをすることはストレス源になり得ます。適応障害ではミスを多発してしまうことにより落ち込んで、周囲から指摘を受けて落ち込んで、切り替えがうまくいかず、またミスをする……と悪循環に陥ってしまうことも珍しくありません。
二次障害を防ぐ観点からも悪循環に入る前に対処するのが賢明です
適応障害の症状のひとつに“ミスが増える”というものがあります。ケアレスミスを含め、仕事で周囲に迷惑がかかってしまうようなミスは避けたいですよね。 ミスをすることはストレス源になり得ます。適応障害ではミスを多発してしまうことにより落ち込んで、周囲から指摘を受けて落ち込んで、切り替えがうまくいかず、またミスをする……と悪循環に陥ってしまうことも珍しくありません。
二次障害を防ぐ観点からも悪循環に入る前に対処するのが賢明です
仕事でミスを減らすための 3 STEP を紹介します。
1.自分がミスしやすい状況を知る
2.そのミスへの対策を講じる
3.適宜振り返りながら、2を続ける
「なんだかありきたりで、パッとしないな……」と感じたでしょうか?
たとえば、業務中の対応策であれば
連絡事項はメモする
確認作業の手順を決める
日中の眠気によるミスであれば
睡眠時間を確保する
夜はリラックスするよう努める
などの対策が考えられます。
「またミスしてしまうかも……」という不安が原因ならば
小さなことでも、できていることを数える
という対策も良いですね。
職場の環境はとても大切です。
しかし、
辛い状況になってから相談場所へ駆け込むのは大きなエネルギーが必要です。
相談場所を確保しておけば、職場と自分だけでは解決策が思いつかないときに意見を求めること
医療機関
障害者就業・生活支援センター
リワーク
友人関係
趣味関係のコミュニティ
あなたが話しやすいと感じられれば、どのような場でも良いです。複数あっても良いでしょう。 リワークセンターでは復職・再就職へのサポートをおこない、
最後に少し、マインドの話をしようと思います。
適応障害になりやすい人の特徴として、真面目すぎる、
しかし、ミスをなくすことは周囲の人のためだけなのでしょうか? ミスを減らせば、二度手間となることが減り、
「ミスを防ぐのは自分のため!」というくらい、
人の目を気にしすぎることは、ミスを防ぐうえでは逆効果になることもあります。このような考え方もあるので、参考にしてみてくださいね。
仕事中のミスは、責任感の強い人ほど自分を責めてしまいがちです。適応障害のある方の場合には、それが症状であることも考えられます。自分の状態を察知する手段として利用するのもひとつの方法です。 とはいえ、不要なミスは防ぎたいですよね。
ミスを防ぐには地道なアプローチが一番です。調子の波に左右されず続けていきましょう。気軽に相談できる場所を、職場以外の場所で確保しておくこともおすすめです。
※コラム中の画像は全てイメージです
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