適応障害で仕事に行きたくないのは、“甘え”じゃない。自分を大切に働く方法とは?

適応障害で仕事に行きたくないのは、“甘え”じゃない。自分を大切に働く方法とは?

近年、うつ病と並ぶほどの知名度をもつようになった適応障害。仕事が原因で発症する方も増えています。「仕事に行きたくない」「会社に行くのが怖い」という気持ちと、どのように向き合えばよいのでしょうか。そのポイントをご紹介します。

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目次

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仕事に行けない・行きたくないは、“甘え”ではなく“症状”

仕事に行けない・行きたくないは、“甘え”ではなく“症状”

適応障害はストレスが原因で生じる精神疾患です。ストレスの原因から距離を取れば症状も落ち着いていきます。そのストレスの原因が職場にある場合、「仕事に行きたくない」、「会社を休みたい」という思いになるのは自然なことです。自分を守ろうとするために生じる気持ちであり、決して甘えではありません。

理解しない人からは「甘え」や「根性が足りない」と、心ない言葉を受けることがあるかもしれません。しかしそこで無理を重ねてしまうと症状が悪化したり、二次障害を引き起こしてしまう恐れがあります。では、仕事に行きたくない、行けない状態になったとき、どのようにすればよいのでしょうか?

ストレスの原因特定と対処方法の検討

ストレスの原因特定と対処方法の検討

適応障害には、原因が明確であるという特徴があります。そのためストレスの原因を特定することが大切です。会社に行くのが怖いと思うとき、何が怖いのか。どうして行きたくないと思うのか。それがどんな仕事内容なのかや、特定の人物なのかなど、原因をハッキリとさせることが大切です。原因が明確になることで、その対処方法を考えることができます。リワークセンターでは、ストレスの原因や対処法を考える無料体験会を開催しています。

 

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不安をひとりで抱え込むと、ネガティブな想像ばかりしてしまう恐れがあります。悩みに寄りそってもらいながら、専門家と一緒に対処方法を考えたい方におすすめです。あなたに合った無料体験会をご案内しますので、まずはお気軽にご相談ください。

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適応障害で仕事に行きたくないときの選択肢

適応障害で仕事に行きたくないときの選択肢

「仕事に行きたくない」「会社に行けない」などの気持ちになる原因が分かったら、その後の行動として主に三つの選択肢があります。

 

仕事を続ける

休職する

退職、転職する

選択肢① 環境調整や薬を飲みながら仕事を続ける

適応障害と向き合う最も良い治療法は、ストレスの原因から離れてゆっくり休むことです。しかし現実的な問題として、休職や退職することが難しい方もいるかと思います。そのため仕事を続けるにあたって大切なことが二つあります。

ひとつは、職場の環境調整です。ストレスの原因から距離を取れるように、上司や人事担当者などに相談します。心身の負荷が大きい仕事や人間関係から離れることで、仕事を続けやすくなります。しかし上司などに相談しづらかったり、仕事内容なども変えてもらえない可能性もあります。そのときは、薬を服用しながら仕事を続けることも選択肢のひとつになります。原因を特定できていれば、特定の場面で薬を頓用するなどの対応が可能です。主治医に相談し、症状に合った薬を処方してもらいましょう。ただし薬を飲みながら仕事を続けることは対症療法であり、根本的な治療法ではないことに留意する必要があります。特定の状況で薬を飲んでも、症状が和らぐことはあっても治るわけではありません。仕事を続ける上で大切なことは、ストレスの原因から距離を取ることです。仕事内容など職場環境を調整することが重要です。

選択肢② 休職してしっかり治す

仕事に行きたくないと思うほどに症状が出ているのならば、休職する選択肢もあります。原因から距離を取ることで、症状の回復が見込めます。休職について会社に相談する前に、主治医に診断書を書いてもらうのもひとつです。医学的な観点から休む必要性を訴えてもらえると、会社側も認めやすくなります。休職期間は人によってさまざまですが、リワークセンターの利用者の多くが、休職から3ヵ月ほどで復職しています。休職中の過ごし方については、下のコラムをご参照ください。

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リワークセンターでは、復職する際に環境調整を大切にしています。休職中に症状が良くなっても、同じ環境に職場復帰したら再発するリスクがあるためです。復職後に安心して働けるように、復帰先の部署や仕事内容などを必要に応じて企業担当者と交渉します。休職したいと会社に相談するときには、企業側に「休職しても、ちゃんと復職できそう」と思ってもらえることが大切です。もしあなたが退職した場合、企業としては新たに採用し教育する必要があります。企業側に「休職と復職はセット」で受け入れてもらえると、採用・教育コストを避けられると安心してもらえます。そのため会社に休職相談をする際は、リワークセンターの説明資料も添えて「休職中はこちらを利用するつもりです」など申し入れるのもひとつです。説明資料をご希望の場合は下記フォームよりご請求ください。

資料請求は以下のフォームからご連絡ください。

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選択肢③ 退職・転職する

仕事を続けることが難しく、休職を認めてもらえないならば、退職して再就職(転職)することも選択肢のひとつです。症状を抱えながら無理して働くことは、さらなる悪化や二次障害を引き起こしかねません。心身の健康を最優先に退職することも立派な選択です。決して逃げではありません。

自立支援医療で通院費を抑えたり、失業保険や障害年金などを受給できれば、退職による経済的な不安も多少は軽減できる可能性があります。リワークセンターでは、休職者の復職だけでなく、退職後の就職もサポートしています。再就職するときに、適応障害をオープンにするか、隠して就活するかなど、各メリット・デメリットをご紹介しています。また自分に合った仕事に気づけるプログラムなども豊富にあり、希望職に役立つスキルや資格なども身に付けることができます。就職後は、適応障害が再発しないように内定時に採用担当者と業務内容や配属先なども交渉し、安心して働けるようにサポートしています。

仕事を続ける・休む・辞める、結局どうするのがいい?

仕事を続ける・休む・辞める、結局どうするのがいい?

適応障害で仕事に行きたくない、会社に行けないときには、ストレスの原因を特定し、自身の状況にあった選択をすることが重要です。そして大切なことは、ひとりで考えて決断しないことです。この決断は、今後の自身の体調や生活に直結する重大なものです。かかりつけ医や家族、信頼できる友人や同僚などに相談するのも一つです。

リワークセンターでは、無料相談を随時開催しています。精神保健福祉士や臨床心理士、キャリアコンサルタントなどの国家資格保有のスタッフが多いので、専門家に心に寄りそってもらいながらベストな選択肢の相談がしたい方におすすめです。オンライン相談もできるので、休みの日に出かけずに家からご相談いただけます。お気軽にご利用ください。

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この記事の執筆者・監修者

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執筆:コラム編集部

医療・福祉分野で主に障害のある方の支援を10年以上従事。これまでの経験とノウハウを活かし、さまざまな事情から不調になり休職したり、働けなくなったりした方向けに、復職や就職などの“働く”をテーマに少しでも役立つ情報を執筆

医療・福祉分野で主に障害のある方の支援を10年以上従事。これまでの経験とノウハウを活かし、さまざまな事情から不調になり休職したり、働けなくなったりした方向けに、復職や就職などの“働く”をテーマに少しでも役立つ情報を執筆

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監修:藤澤 佳澄

大阪大学 大学院人間科学研究科 博士後期課程単位取得退学。大阪大学非常勤講師をはじめ、各種教育機関で教鞭をとる。
メンタルクリニックにて十年弱心理職として従事。
「体験型ワークで学ぶ教育相談」(大阪大学出版会)一部執筆。
現在は特定非営利活動法人Rodinaの研究所にて、リワークを広く知ってもらうための研究や活動をおこなう。

大阪大学 大学院人間科学研究科 博士後期課程単位取得退学。大阪大学非常勤講師をはじめ、各種教育機関で教鞭をとる。
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「体験型ワークで学ぶ教育相談」(大阪大学出版会)一部執筆。
現在は特定非営利活動法人Rodinaの研究所にて、リワークを広く知ってもらうための研究や活動をおこなう。

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