うつ病で休職したときの過ごし方とは? 失敗しない復職へ今やることなどご紹介

2024/6/28 最終更新

日本で一番多い精神疾患であるうつ病。

真面目に頑張って働いていたのに、うつ病と診断されて休職中の方も少なくありません。

本コラムでは復職後に再発してしまわないように、休職期間中の過ごし方のポイントなどをご紹介します。

  • うつ病などの精神疾患の平均休職期間は約3.5ヵ月

    厚生労働省が発表した資料には、うつ病を含むメンタル不調による平均休職期間が報告されています。(平成28年 労災疾病臨床研究事業費補助金「主治医と産業医の連携に関する有効な手法の提案に関する研究」)

     

    それによると1回目の病休日数の平均は107日(約3.5ヵ月)で、復職後に再休職した際は職場復帰までに平均157日(約5ヵ月)と伸びています。

    休職を繰り返すごとに治療に必要な期間も伸びる傾向にあるため、最初の復職でつまずかないことが大切です。

     

    では、休職期間中をどのように過ごせば、再発・再休職しない復職ができるのでしょうか?

  • 失敗しない復職へ。休職期間中の過ごし方

    うつ病で休職したときの過ごし方とは? 失敗しない復職へ今やることなどご紹介

    先ほど平均休職期間をご紹介しましたが、それはあくまでひとつの目安です。

    実際には個々の症状にあった休職期間が必要です。

    休職してから復職までの目安を3.5ヵ月と絶対視してはいけません。

    焦らずに自身のペースで職場復帰を目指すことが大切です。

     

     

     

    <回復期の過ごし方>

    まずはうつ病の治療に専念しましょう。

    休職したばかりのころは、仕事や職場のことが頭から離れないかもしれません。しかしそれにとらわれないことが大切です。

     

    最初は寝てばかりの生活になることもありますが、心身の回復のために必要なステップでもあります。徐々に気力が回復してきたら、好きなことや趣味を楽しんだり、散歩して陽の光を浴びることも良いでしょう。

     

    主治医に薬を処方されていたら、飲み忘れることのないように頓服することも大切です。薬が合わないようでしたら主治医に相談、もしくはセカンドオピニオンとして別のクリニックに相談するのもひとつです。

     

    回復期では心身の治療を最優先に、うつ病の症状緩和に努めることが大切です。

     

    <生活リズムや体力、集中力の回復>

    うつ症状が落ち着いてきたら、復職に向けた準備を始めましょう。

    治療に専念する際に崩れた生活リズムや、低下した体力を取り戻すことが大切です。

     

    朝にしっかりと起き、ジョギングなどで日中に体を動かすようにすると、体力を取り戻しながら夜に寝付きやすくなります。

     

    またうつ病の症状のひとつに、集中力の低下があります。文字が頭に入らないことや、人の話を聞き洩らしてしまうことなどです。

     

    集中力を取り戻す方法のひとつに、記事の書き取りや音読、要約があります。文字と向き合い、意味を理解しながら、目を通すことができるようになることは、ひとつの回復の目安にもなります。

  • ひとりで難しいときは専門機関を頼ろう

    ひとりで難しいときは専門機関を頼ろう

    うつ病の症状が軽度や中等度の方にとって、復職すること自体は決して難しいことではありません。

     

    しかし大切なのは、復職後に安定して働き続けることです。

    復職支援プログラムを受けないまま職場復帰した人の再休職リスクは6.21倍と、ひとりで復職した場合の難しさを示す調査結果もあります(日本うつ病リワーク協会調べ)。

     

    専門機関の復職支援(リワーク支援)を受けることも、選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?

  • 復職後の出社継続率が高いリワークセンター

    リワークセンターは、うつ病などで休職中の方の復職や就職をサポートする専門機関です。

    専門家監修のプログラムが3,000以上あり、復職率95%・出社継続率95%と多くの方が安心して働けています(2023年5月現在)。

     

    <フルタイムで復職できる準備を>

    復職後の出社継続率95%のリワークセンター

    リワークセンターにはヨガやウォーキングなどの運動プログラムがあり、低下した体力を回復できます。

    日中に活動できる場所ができたことで、体力や生活リズムを戻すことができたと好評です。

     

    最初は週1日の午後から利用し、無理のないペースで始められます。

    徐々に利用回数を増やし、最終的には週5日午前から利用できる状態を目指すことで、フルタイムで働くために必要な体力や生活リズムを取り戻せます。

     

    オンラインプログラムで自宅から受けることもできるので、主治医の方からも自分のペースで無理なく始められると評判です。

     

    <休職中の時間でリスキリング。ただ休んでいたと周囲に思われたくない>

    リワークセンターには、キャリアや職種にあったプログラムが豊富にあります。

    プログラミングやデザインソフトが学べたり、ファイナンシャルプランナーや簿記検定などの資格取得の講座もあります。

     

    休職期間中に心身を整えつつ、リスキリングして復職後に役立てたい方にも、リワークセンターはおすすめです。

     

    詳しいサービス内容が気になる方には、資料をメールでお届けしています。下記フォームからお気軽にお問い合わせください。

     

    <うつ病が再発しないように、原因を振り返る>

    うつ病が再発しないように、原因を振り返る

    うつ病の原因のひとつに過度なストレスがあります。そのストレスの原因を振り返り、対処方法を学ぶことが大切です。

    それを疎かに職場復帰すると、再発・再休職のリスクが高まります。

    ストレスの原因と向き合い、そのマネジメント方法を身に付けることが難しいと感じたときは、専門機関を利用するのもひとつです。

     

    リワークセンターでは、ストレスの原因や対処法を考える無料体験会を開催しています。

     

    「ひとりで自己分析するのが苦手」
    「他の方の考え方も知りたい」
    「同じような悩みを抱えている方と共有し合いたい」

    悩みに寄りそってもらいながら、専門家と一緒に対処方法を考えたい方におすすめです。

     

    あなたに合った無料体験会をご案内しますので、まずはお気軽にご相談ください。

     

    <焦らず、慣らし勤務からはじめる>

    復職の準備が整っても、焦らないことが大切です。

    最初からフルタイムで復職すると、急な環境の変化によって体調を崩しかねません。

     

    まずは週数日の半日勤務から復帰するようにしましょう。またストレスの原因から離れて働くことも大切です。

    最初はデータ入力や書類の処理など負荷の軽い事務系の仕事から始め、ストレスにつながりやすい対人業務は避けるようにしましょう。

     

    ご自身で上司や人事担当者と復帰先や仕事内容について交渉することが難しいときには、専門機関に頼るのはいかがでしょうか?

    リワークセンターでは復職時に以下の環境調整にも取り組んでいます。

     

    復職時期の交渉
    復帰時の仕事内容や部署などの調整
    復職後の定期サポート

     

    働きやすいように環境を調整することで、復帰後の出社継続率は95%と多くの方が働き続けています。

    復職も継続的にサポートするので、安心して職場復帰したい方におすすめです。

     

    また復職に不安がある方には、同じような方の復職事例を知ることで安心できることもあります。

    リワークセンターを利用して職場復帰した方のエピソードbookを無料で配布しています。

    休職中の過ごし方の参考にもなりますので、お気軽にご請求ください。

     

     

    ※コラム中の画像は全てイメージです

藤澤 佳澄
執筆:藤澤 佳澄
執筆:藤澤 佳澄
大阪大学 大学院人間科学研究科 博士後期課程単位取得退学。大阪大学非常勤講師をはじめ、各種教育機関で教鞭をとる。 メンタルクリニックにて十年弱心理職として従事。「体験型ワークで学ぶ教育相談」(大阪大学出版会)一部執筆。現在は特定非営利活動法人Rodinaの研究所にて、リワークを広く知ってもらうための研究や活動をおこなう。