医師に診断書・意見書の作成をお願いしても書いてくれない場合があります。
その際は感情的にならずに理由を医師に聞き、対策を練りましょう。
診断書がもらえない理由は個々によってさまざまですが、一例として下記が挙げられます。
症状の回復不足
主治医が復職を認めない場合、うつ病などの症状がまだ回復していない可能性があります。
また現在の状態で復職すると症状を悪化させかねないと考えて、診断書の作成を断る場合があります。
主治医と症状の現状を話し合い、治療プランの見直しや追加治療を検討することも一つでしょう。
生活習慣の問題
復職できる状態にあるかを主治医が検討するに当たり、生活リズムや体力が戻っているかを重視することもあります。
生活習慣が課題で診断書を書いてもらえないときは、どのレベルまで回復すればよいかの基準を医師に確認しましょう。
その基準を明確化することで、達成に向けて行動しやすくなります。
たとえば下記のような目標を決めて生活記録表を作ると、医師の理解も得やすくなります。
毎朝7時に起きて、23時には就寝する
午前と午後に散歩を30分ずつおこなう
書籍1冊を数日で読み終える
生活リズムや体力、集中力を取り戻すには、外での活動場所を作ることもおすすめです。
定期的に外出する機会ができることで、生活習慣の改善につながります。
リワークセンターには、メンタル不調で休職・離職した方が通っています。
全国20ヵ所以上で、1日500名以上の方が利用しています(2023年7月時点)。
同じような境遇の方と楽しく関わったり、悩みを共有したり、ひとりの時間も大切にしながら、自分らしく居られる場所です。カフェのような落ち着いた環境でゆっくり過ごせると好評です。
リワークセンターにはRIZAPとコラボしたウェルネスプログラムや、ヨガやジョギングなどのセルフケアプログラムもあります。
運動は症状の回復に有効であると科学的に証明されており、体を動かすことで夜も寝付きやすくなると好評です。
またリワークセンターではクリニックへの同行も可能です。医師と連携しながら、あなたが安心して復職できるようにサポートします、
各センターでは無料相談や見学を随時受け付けていますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
復職のタイミングの問題
症状や生活面の回復が不十分であるにも関わらず、希望の復職時期が直近の場合は診断書を書いてもらえない可能性があります。
症状の悪化や再発につながらないように、復職のタイミングに慎重になる医師もいます。
症状や生活面の改善へのスケジュールを立てながら、復職のタイミングをすり合わせることも大切です。
復職時期の調整は、休職者と主治医だけではなく企業も関わります。
三者間の調整に不安や負担を感じる場合は、リワークセンターなどの専門機関を頼りましょう。
復職時のサポート体制への不安
医師は患者の心身の健康を重視します。
復職時の職場のサポート体制が不十分であり、症状が悪化・再発しかねないと判断した場合、職場復帰を認めないことがあります。
うつ病や適応障害などの精神疾患は、ストレスの蓄積が原因で発症します。
ストレスの原因から離れて復職できるように、職場の受け入れ態勢が整っているのか
またストレスに直面したときに、自身で対処できるのか
これらを医師に説明して理解いただけると、診断書をもらえやすくなります。
リワークセンターには3,000以上のプログラムがあり、自身に必要なものを選べます。
プログラムには、臨床心理士や精神保健福祉士などの専門家と一緒にストレスの原因や対処方法を探るものもあります。
自己分析が苦手な方や、他の人の対処方法が知りたいときには、専門機関を利用するのも一つです。
悩みに寄りそってもらいながら、専門家と一緒に対処方法を考えたい方におすすめです。
またリワークセンターでは休職者が安心して復職できるように、復帰時期や仕事内容、配属先などを企業と交渉することもできます。
最初は週数日の半日勤務からスタートして徐々にフルタイム就労を目指す方も多くいます。
「自分に合った働き方で復職したいけど、会社との調整が不安」という方におすすめです。
復職後もサポートは続くので、職場復帰後の離職率は5%と多くの方が働き続けています。
復職の専門機関を利用することで医師も安心でき、診断書を書いてもらいやすくなります。
リワークセンターの詳細が気になる方は資料をご請求ください。
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