日常生活から復職・就職までサポートする
リワークセンター
うつ病などのメンタル不調の方が社会復帰を目指す際に有用なサービスに、自立訓練(生活訓練)や就労移行支援などがあります。
どちらも障害者総合支援法に基づく福祉サービスであるものの、両者では目的が異なります。
自立訓練(生活訓練)では、社会参加に必要な生活能力や心身の健康の回復からサポートを受けられます。
就労移行支援では、就職に必要な知識やスキルを身に付けるためのサポートが受けられます。
Rodinaのリワークセンターのように、自立訓練でも「健康的に働き続けるため」に役立つサポートを受けられます。
各自立訓練(生活訓練)・就労移行支援事業所ごとに特長・強みがあるので、詳しくはご興味ある施設までお問い合わせください。
⾃⽴訓練(⽣活訓練) | 就労移⾏⽀援 | |
---|---|---|
基づく法律 | 障害者総合⽀援法 | 障害者総合支援法 |
⽬的 | 自立した日常生活や社会参加ができるようにサポートを受けられる場の提供 | 一般企業で働くためのスキル習得や就活サポートを受けられる場の提供 |
対象者 | 社会生活に必要な生活能力の維持・向上などの支援が必要な方 | 一般企業に就職したい障害や難病のある方 |
対象年齢 | 原則18歳~65歳未満 | 原則18歳~65歳未満 |
種類 | 通所型・訪問型・宿泊型 | 通所型 |
サービス内容 | 食事や家事などの日常生活能力や、 社会参加に必要な訓練を受けられる | 一般企業で働く際に役立つ 職業訓練が受けられる |
利⽤時間 | 9時~15時の利用が一般的 | 9時~15時の利用が一般的 |
利⽤期間 | 原則2年以内 (長期入所者の場合は3年間) | 原則2年以内 |
利⽤料 | 多くの人が無料で利用 (前年収入によっては費用発生) | 多くの人が無料で利用 (前年収入によっては費用発生) |
自立訓練(生活訓練)と就労移行支援では共通する内容もあるものの、大きな違いはスタート地点が働くことを意識するかが分かれ目となります。
就労移行支援は「一般企業へ就職したい」という目的のある方が利用できる一方で、自立訓練(生活訓練)では生活改善から始めたい方も利用できます。
自立訓練が目的とする社会参加には、「復職・就職したい」が含まれるため、生活改善から働き続けるサポートまで受けたい方は自立訓練(生活訓練)がおすすめです。
ただ自立訓練施設によって特長は異なります。
Rodinaのリワークセンターでは「健康的に働き続ける」ことを意識した各種プログラムが受けられます。
生活改善や心身の健康を整えるウェルネスプログラムや、職場復帰に役立つ実践的なプログラムが多数あり、オンラインで利用することも可能です。
就労移行支援と自立訓練は併用できる可能性もありますので、詳しくはお住まいの自治体またはRodinaまでお問い合わせください。
休職・離職中の不安や悩みをひとりで抱えていませんか? 病気(障害)や暮らし、仕事復帰への不安など、何でもご相談ください。
落ちた体力や乱れた生活リズムを整えながら、社会復帰への準備を始めます。
あなたのペースで、働くための基礎作りができます。
専門的なプログラムやスタッフとのカウンセリング・面談などを通して、働き続けるために、得意なことや苦手なことを整理しながら、これからのキャリアを明確にします。
社会復帰後も安定して働き続けられるようにサポートをします。スタッフとの定期面談でメンタル不調の再発に気をつけ、健やかに長く働くことができるようにサポートします。
自立訓練(生活訓練)はリワークセンターで受けられます。
「外出することが、体力的にも精神的にも不安」、「遠方だから、毎日通うのはつらい」という方なども、お気軽にご相談ください。※お住まいの自治体により在宅訓練のサービス提供が難しい場合があります。