就職事例

就職者の声

どんなときも味方であり、弱音を吐ける場所です

リワークセンターに通い始めた当初、私は自分が仕事から逃げたダメで弱い人間ではないかという思いに苛まれていました。
厳しい環境で育ち、どんな困難も自分一人で解決しなければならないという考えが根付いていたため、人に相談することが非常に苦手でした。しかし、週に一度の面談を通じて「自分が悪いわけではない」と前向きな気持ちを持つことができました。

面談では、私のまとまりのない話を根気強く聞いてくださり、的確なアドバイスをいただき、勇気を与えてもらいました。話を聞いてもらうことで心が安定し、回復へとつながりました。自信を失い、「私は何も持っていない、何をすればよいのかわからない」と迷っていた私が、キャリアプランの作成を通じて自分の価値観や苦手なことを再確認し、「何ができるか」ではなく「何をしたいか」を明確にすることができました。

今後は、自分に合った働き方を選び、無理をせず、自分に正直に、自分を大切にしながら仕事を続けていきたいと考えています。引き続き定期面談で相談できることに安心感を覚えています。

就職者の声

「諦めなくていい」と思えるようになりました

リワークセンターに通う前は、ほとんど外に出ることもなく、ベッドの中で過ごす日々でした。夜は眠れず、朝まで起きていることが多かったのです。ある日、家族からリワークについての話を聞きましたが、最初はイメージが湧かず、話を聞きに行く気も起きませんでした。
しかし、日が経つにつれて「自分でも通うことで社会復帰できるのだろうか?  でも、もしうまくいかなかったら……」とさまざまな思いが交錯し、このままではいけないと決意し、見学に行くことにしました。

その際、スタッフから非常に丁寧な説明を受け、ここでなら自分も社会復帰できるかもしれないと感じ、通うことを決めました。まずは生活リズムを整えることから始め、いきなり多くのことに挑戦するのではなく、一つの目標を達成したら次の目標を設定し、焦らずに少しずつ進めていきました。

時には挫折しそうになることもありましたが、スタッフの温かくも厳しい言葉があったおかげで、続けることができました。今では、社会の一員として充実した日々を送っています。

就職者の声

就職を見越しての沢山のプログラムに助けられました

リワークセンターに通う前に、じっくりと相談する機会があり、お試し期間も設けられていたため、自分自身が納得した上で通所を開始することができました。通所中は週に1回の面談がおこなわれ、些細なことでも気になる点について相談することができました。

通所中には多様なプログラムが用意されており、他の利用者との交流やスタッフとの何気ない会話を通じて、自分の思考の癖に気づくことができました。また、ストレスやコミュニケーションに加え、運動、睡眠、栄養についても学ぶことができました。対人関係の改善だけを望んでいたものの、すべての要素が大事であることがわかり、リワークセンターの利用を終えた後も睡眠や食事に気を配るようにしています。

リワークセンターを利用する前は、他者の評価を過度に気にし、無理をすることが多く、非常に辛い思いをしていました。しかし、現在では考え方を少し変えることができたため、心が軽くなり、無理をすることもなくなりました。

就職者の声

リワークセンターとの出会いから就職までの起承転結

正直に申し上げますと、通所する前の私はそれほど大きな期待を抱いていませんでした。ただ、当時の不安定な生活から脱却するための手段の一つとして選んだに過ぎませんでした。

しかし、気がつくと、ともに生活している妻や子供たちが生き生きとした様子を見せることに驚きを感じました。
そうなのです!
リワークセンターのプログラムには、私たちが本来持っている力、すなわち自己肯定感を引き出す要素が巧妙に隠されていたのです。

ただし、就職活動に入ると苦労しました。職域や職種を絞り込みすぎたことが逆効果となったようです。結果が出ないと気持ちが沈んでしまいました。その結果、卒業前の2ヵ月間は生活リズムを維持することに精一杯でした。そんな私を励まし、支えてくれたのは、これまでの学びやスタッフ、そしてともに通っていた仲間たちでした。そして今、就職を果たし、日々充実した時間を過ごしています。

就職者の声

「もう一度、就職に挑戦したい!」と思えました

休職を経て転職を選択しました。転職を決意した当初は、「早く仕事を見つけなければ」という焦りから、キャリアや対処を考慮せずに就職しました。その結果、同様の問題に直面し、退職と就職を繰り返すことになりました。次第に自信を失い、求人に応募して面接に進んでも、自分の考えや経歴をうまく伝えられず、どうすればよいのか途方に暮れていました。

リワークセンターに通所し、さまざまなプログラムに参加しながら、自分が望む職業を見つけ、自己分析やキャリアについて考え、職務経歴や自己PRの整理に取り組みながら就職活動をおこない、無事に2社から内定をいただきました。

利用開始当初は多くのことに自信を失っていましたが、徐々にその不安を克服できていることを実感し、就職に向けてしっかりと前を向くことができました。

就職者の声

不安を乗り越え、自信を持って就職を再スタート

休職を経て退職し、自宅で過ごす時間が増えた結果、これからの仕事に対する焦りや将来への不安が高まり、さまざまなことを考えるようになりました。 そのため、常に気がかりなことが頭にあり、睡眠が不安定であったことを思い出します。

静養を経て、リワークセンターを利用することにしました。もともと人と話すのが苦手で、負担に感じる性格でしたが、集団プログラムに参加することで徐々に人との関わりに慣れ、負担や不安が軽減されていったように感じます。また、就職活動に向けた職務経歴書や履歴書の添削、面談練習などのサポートも非常に助かりました。

自宅にいると考えすぎてしまうことがありましたが、目標を持ってリワークセンターに通うことで通勤訓練となり、前進する感覚を得ることができたため、自信を持って就職できたのだと思います。

就職者の声

勇気を出して、リワークに飛び込んでみよう!

リワークセンターでの10ヵ月間は、あっという間に過ぎ去ったように感じます。
最初は、ここを利用して本来の自分に戻れるのかという不安がありましたが、心に残ったのは「人は変えられない、だから自分が変わる」という言葉です。この考え方を変えることで、生活が非常に楽になったと実感しています。もとの自分に戻るというよりは、むしろ以前の自分を超えたと感じています。

スタッフの手厚いサポートにより、他者に頼ることができる自分に出会えたことは、私にとって大きな成長でした。成長の過程で新たな挑戦をしたいという気持ちが芽生え、復職サポートから就職サポートへと進む決断をしました。この選択は大きなものでしたが、自己実現に繋がりました。

迷った際には、まず相談や体験に訪れてみてください。「ここにいても良い」と感じられる環境が整っています。

就職者の声

面談で客観的なフィードバックを受けられます

私は休職後、復職せずに退職を選びました。自分の選択に不安を感じることもありましたが、リワークセンターで同じような状況にある利用者の方々と出会えたことは、私にとって非常に貴重な経験となりました。その結果、無事就職することができました。

リワークセンターの特筆すべきサポートは、週に一度の面談です。この面談では、長期的および短期的な目標に対して、自分がどの程度できているかを確認します。そのなかで気づいた課題に対して、どのように取り組んでいくかをスタッフと相談することができます。また、就職活動の進め方や職務経歴書の作成について、アドバイスをいただいたこともありました。

一人で活動していた場合には得られなかった、客観的な視点からのフィードバックを受けられたことも大変良かったと思っています。

就職者の声

充実した社会復帰のための大切な時間でした

病院のソーシャルワーカーの紹介を受けて、リワークセンターの利用を始めることになりました。
初めは不安を感じていましたが、スタッフとの対話を重ねるうちに安心感を得ることができました。

模擬業務を通じて、苦手だった電話対応ができるようになり、誰かの役に立つ喜びが自信へとつながりました。
さまざまなプログラムを受けることで新たなアプローチを実践し、考え方が変わるとともに、物事を割り切る力も身につけることができました。

リワークセンターを卒業したあとは、順調に職場に通うことができ、私生活でも友人と過ごしたり、休息を取ったりして充実した日々を送っています。

これらはすべてリワークセンターに通ったおかげで得られた感覚だと感じています。社会復帰に向けた大切な時間であったと考えています。

就職者の声

リワークセンターを利用して見えた新たな自分

休職と復職を繰り返してきた私にとって、生活リズムを整えて通所を継続できたという自信と、自分の考え方の癖や特性を掴めたことが通所してよかった点です。
特に疾病を持つ自分と日々向き合い、休職以前を振り返って自分で自分に納得できたことが、大きな収穫になったと感じています。
自分の癖がはっきりしたため、卒業した後も体調に合わせて働いたり、休息をとることを心掛けています。

印象に残ったのは、一人ではないということです。
通所してから、利用者さんや支援してくださるスタッフの方々、職場には上司や同僚など周囲にいるたくさんの方の存在に目が行くようになったように思います。
抱え込みやすい私にとっては大きな進歩で今後も意識していきたいと思っています。

就職者の声

一人じゃない、相談できる環境があります!

傷病手当の申請等の手続きに関することや自己分析など、一人だと後回ししがちなこともリワークセンターではスタッフに相談することができ、スタッフや利用者の誰かと一緒に取り組める安心感がありました。

自分一人で考えるのではなく、相談できる環境があることはとても良いなと感じ安心感につながりました。
また、毎日やるべきことがある、行くべきところがあるといった、生活のルーティンを作れたのもありがたかったです。

就職活動をしているとき、一人でも動こうと思えば行動できていましたが、自由時間が多く気づくとずっとスマホを見ているときもあったので、生活のメリハリがつけられて良かったと思っています。

就職者の声

自分に必要な就職するための勉強ができました!

自分には就職するために必要な勉強やスキルを身に付けられる場所が必要でした。リワークセンターでは、自由に利用できるパソコンやタブレット、書籍の貸出があり、スキル向上のための学習環境が整っています。また、集団プログラムに参加することで、コミュニケーションやストレスに関する知識を深めることができました。平日だけでなく、土日祝日にも参加し、ものづくりやウォーキングなどの新しい体験を通じて視野を広げることができました。

不調の再発を防ぐためには、ストレスマネジメントプログラムで得た知見が非常に役立っています。講義やグループワークを通じて、自分の状態を理解し、注意すべき点を把握することができました。

就職を目指すなかで、履歴書の添削や事務職を想定した模擬業務が大いに役立っています。これらの経験を通じて、自分に必要な勉強やスキルを身につけられたと実感しています。

就職者の声

自己理解の大切さを学び、就職に向けて進む

「早く働きたい」という思いで頭が一杯でした。働くためには、自分自身がステップアップする必要があると考えていました。

リワークセンターで取り組んで一番よかったと感じているのは、クライシスプラン(病状悪化のサインとその対処方法などを一覧にした計画表)です。自分ではわかっていても対処法が自分で見えていないところを、スタッフにサポートしてもらいながら作成しました。書いてみてはじめて気が付くこともありました。クライシスプランで自己理解が深まり、自分の体調に注意しながら仕事をしていくこと、不調のサインがでたら早めに対処することの大切さに気づきを得られました。

入社前の調整時、嘘はつかず正直にあるがまま伝えました。正直に話したらそれを評価してくれ、前向きに受け取ってもらえたことが印象に残っています。まずは短時間勤務からスタートして徐々に勤務時間を伸ばしていきました。
上司には仕事量やスピードなどの調整をお願いしています。またいつもではありませんが、上司にしんどさを自分から伝えることができました。自分から発信することが大事だとあらためて実感しています。

就職者の声

リワークセンターでの学びを活かし働いています

リワークセンターを利用し始めたころは、朝の精神的な落ち込みが非常に激しく、目が覚めてもただぼんやりとしているだけで、外出することすら億劫に感じていました。そのため、「行かなければならない」という義務感から通所していたのだと思います。

しかし、家に閉じこもるよりも通所することで気分が軽くなることに気づくようになりました。また、他の利用者の前で自分の意見を述べることが苦手でしたが、コミュニケーションの方法を学ぶことで、徐々に集団プログラムに参加することが楽しみになっていきました。

新しい職場に就職が決まった際は非常に嬉しかったです。もちろん不安もありましたが、リワークセンターで学んだ考え方や対処法を活かすことで、新しい職場でもうまく適応し、働くことができています。

就職者の声

厳しさになかにある優しさに感謝しています

僕は休職を経て退職しました。その後、無職の状態が続いたため、就職を目指してリワークセンターを利用し始めました。

社会人としての経験が乏しい僕には何ができるのか不安でしたが、プログラムに参加したり、スタッフとの面談を通じて、自分のやりたいことが徐々に明確になっていきました。

リワークセンターを利用し始めたころは、遅刻をすることがしばしばありました。その都度、スタッフと相談しながら遅刻防止の対策を考えてもらったり、時には注意を受けたりしました。スタッフが私のことを思って声をかけてくれていることが分かったので、しっかり受け止めて努力しようという励みになりました。

現在では、遅刻することなく通うことができるようになりました。厳しさのなかにも温かさを持ったスタッフに心から感謝しています。

就職者の声

自分にじっくり目を向ける場所

リワークセンターに通い始めて間もなく、スタッフから「得意なことと苦手なことについて考えてみませんか?」という提案を受けました。
これまで私は「仕事は得意でも苦手でも、やらなければならないものである」という考え方から、自分の感情に目を向けることができませんでした。しかし、実際に自分の得意・不得意を整理していく過程で、苦手なことを続けていたことが不調の原因であったことに気づくことができました。

さらに、得意なことを見つけることは「自分にはこのような選択肢もあるのではないか」と気づかせてくれ、就職活動を進める上で非常に重要な視点となりました。
現在では就職先も決まり、スタッフや他の利用者から自分のことのように喜んでもらえたことが最も印象に残っています。

就職者の声

勇気をありがとうございます!

リワークセンターを利用するまで、私は毎日悲しいな気持ちを抱えていました。仕事が続かず、人間関係も上手くいかず、すべてに対して嫌気が差していました。

そんなとき、リワークセンターでの面談を通じて、多くの話を聞いていただきました。非常に親身になって寄り添ってくださり、苦しい気持ちや悲しみが軽減されました。

リワークセンターを利用し始めてからは、毎日が楽しく、非常に充実した時間を過ごすことができました。多くのことを学び、勇気を取り戻せたことに心から感謝しています。リワークセンターでの思い出を大切に仕事でも活かして頑張っていきます。

就職者の声

自分の強みを引き出して貰える場所です

これまでの職務経験から、失敗が多く自信を持てない時期がありましたが、スタッフとの面談を通じて自分の強みを見出していただきました。

リワークセンターを利用する前は、独りで就職活動をおこなっていたため、不安が大きかったのですが、自分の強みを理解することで面接でも自信を持って話せるようになりました。

採用が決まった際には、スタッフも一緒に喜んでくれたことが非常に嬉しかったです。現在は定期的な面談を通じて、仕事に関する不安を解消するために一緒に考えてもらえることが、安心感につながっています。

就職者の声

36年間で一番自分と向き合った期間

2度目の休職を経験し、正直なところ非常に苦しい思いをしていました。リワークセンターの存在を知り、自分の病気や自分自身について理解したいと考えるようになりました。

プログラムやツールを活用することで、少しずつ自分自身を理解できるようになったと感じています。リワークセンターを卒業した後も引き続き自分と向き合うことが大事なことだと実感しています。

多くの仲間との出会いも、私にとって重要な出来事の一つです。彼らの支えがあったからこそ、社会復帰が実現できたと考えています。スタッフの方々に支えられながら過ごしたこの一年は、私にとって最も大切な期間だったと思います。

就職者の声

続けて働くことができるようになりました!

継続的な勤務することが難しく、長年にわたり転職を繰り返していました。最近の離職後は、体調を大きく崩し、外出することすら億劫になっていました。そんなとき、主治医からの紹介を受けてリワークセンターを利用することになりました。

初めは再び仕事をすることに対して不安が募っていましたが、リワークセンターでは職場を想定した模擬業務に取り組むことで、「働くということはこういうことだった」と感じ、社会復帰に対する前向きな気持ちを持つことができました。また、プログラムを通じてストレスマネジメントやコミュニケーションのスキルを学ぶことができ、現在も仕事を続ける上で大いに役立っています。

就職者の声

リワークセンターでの学びを就労に活かす

リワークセンターの環境は、とても落ち着いていており、利用者が安心して通うことができる場所でした。

リワークを通じて得られた変化や良い点は、異なるバックグラウンドを持つ多くの利用者と交流できたことです。これにより、自分自身と他の利用者との価値観の違いを理解し、物事に対する視野や考え方が広がりました。

また、多様な個性や背景を持つ利用者の方々とともに過ごすことで、柔軟性が養われたと感じています。この貴重な経験から得た知識は、今後の就労において大いに役立つと考えています。

就職者の声

自分を大切に、向き合う場はここにあります

プラスオフィスに出会うまでは、家と病院の往復だけの日々でした。そのころは外出することも億劫で、社会復帰への不安を抱えていました。気持ちが沈んでいたときにプラスオフィスのWebページを見つけ、「ここなら自分に合った就労準備ができるかもしれない」と感じ、利用を決意しました。

最初は訓練やプログラムに参加しながら体調を整えることに専念しました。数ヵ月の在宅訓練を経て、徐々に通所が可能となり、心身を整えつつ体力を向上させることに成功しました。

プラスオフィスでは毎週面談がおこなわれるため、不安や悩みをスタッフに相談し、気持ちを整理することでストレスをコントロールできました。また、訓練時間にはメンタルヘルスマネジメントの学習をおこない、資格試験にも挑戦しました。

就職活動では、応募書類の添削や面接練習、面接への同行などのサポートを受け、自分に適した就職先を見つけることができました。現在も継続して働くことができています。

就職者の声

在宅ワークという新しい働き方

私は障害者雇用で働いていましたが、周囲の視線が気になり、何度も離職を繰り返していました。

その当時、「障害者雇用でも働くのが難しいのか」と自信を失い、「でも働かなければならない」という焦りを感じていたことを思い出します。そんな折、「在宅就労を目指す」というプラスオフィスの広告に目が留まり、利用を決意しました。最初は通勤と在宅の両方を考慮しながら訓練をおこなっていました。

自分の障害特性や自己分析を進めるなかで、次第に在宅勤務を目指すことに変更しました。Zoomを利用した模擬面接や就職活動の相談を何度も受けながら、「悔いなくやり切った」と感じることができ、在宅就労の内定を得ることができました。

「朝は少し辛い」と感じることもありますが、パソコンの電源を入れると仕事モードに切り替わり、休むことなく半年以上続けることができています。これからも今の仕事を続けていきたいと考えています。