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休職から復職までの流れとは? うつ病や適応障害などのメンタルヘルス不調を再発して再休職しないためにリワーク支援の活用を

作成者: Admin|Mar 19, 2026 3:37:38 AM

休職までの流れ

休職の手続きをおこなうにあたって、まず会社の就業規則を確認しましょう。メンタルヘルス対策に積極的な企業であれば、休職に関する情報が就業規則に記載されている可能性が高いです。掲載内容として、たとえば申請方法や休職期間、休職中の給与についてなどが挙げられます。その内容に沿って、休職の手続きをおこないましょう。

就業規則に休職に関する情報がない場合は、上司や人事部等に確認しましょう。その際には、医師の診断書があると休職の手続きがスムーズに進みやすくなります。企業には従業員への安全配慮が義務づけられています。診断がついているにも関わらず社員を働かせることは、労働基準法違反につながりかねません。そのため診断書があると、休職が認められやすくなります。

また休職中に傷病手当金を受け取ることで、経済面の不安を軽減することができます。詳しくは下のコラムをご覧ください。

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休職から職場復帰までの流れ

適応障害やうつ病などの精神疾患で休職すると、1回目の平均休職期間は107日(約3.5ヵ月)、2回目の平均休職日数は157日(約5ヵ月)という調査結果があり、再休職すると休職期間が長くなる傾向にあります。もちろんこれは平均的なものであり、実際の休職期間は個々の症状や希望等によって異なります。 急いで復職して症状の再発を招くことがないように、焦らないことが大切です。1回目の休職からの職場復帰をいかにうまくおこなえるかがポイントになります。

厚生労働省は『心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き』を作成し、メンタルヘルス対策における復職支援(リワーク支援)のガイドラインを策定しています。その手引きでは、休職から復職までの流れとして5つのステップが提唱されています。

 

01.病気休業開始及び休業中のケア

02.主治医による職場復帰可能の判断

03.職場復帰の可否の判断及び職場復帰支援プランの作成

04.最終的な職場復帰の決定

05.職場復帰後のフォローアップ

 

このステップは理想的な形の一つではあるものの、実践するには難しい面もあります。たとえば大企業のようなメンタルヘルス対策に積極的な会社であれば産業医などがおり、職場復帰支援プランの作成ノウハウもあるかもしれません。しかし日本企業の99%が中小企業であり、全ての休職者が厚生労働省が推奨するステップのように復職できるわけではありません。そのような方々が自分に合った形で安心して復職できるようにサポートするのが、私たちリワークセンターです。福祉サービスなので国や自治体からの利用料補助があり、自己負担額0円~利用できます。

休職者と企業の間に入りながら、

 

職場復帰支援プランの作成

復職準備のサポート

復職面談への同席

復職時の配属先や仕事内容などの調整

 

などをおこないます。

リワークセンターは国内40ヵ所以上で休職者をサポートする日本最大級の復職支援機関です。全国で日々500名以上の方の職場復帰を支援しています。(2025年2月時点)復職後の定着率は92%と、多くの方が再休職することなく働き続けています。(2023年度実績)以下ではリワークセンターをご活用いただいた際の、職場復職までの流れやポイントをご紹介します。

まずは症状の回復に専念

就労中に蓄積された心身の疲労や症状の回復に努めることが大切です。休職したばかりのころは、仕事や職場のことが頭から離れないかもしれません。しかしそれにとらわれないことが大切です。最初は寝てばかりの生活になることもありますが、心身の回復のために必要なステップでもあります。

徐々に気力が回復してきたら、好きなことや趣味を楽しんだり、散歩して陽の光を浴びることも良いでしょう。主治医に薬を処方されていたら、飲み忘れることのないように頓服することも大切です。薬が合わないようでしたら主治医に相談、もしくはセカンドオピニオンとして別のクリニックに相談することもひとつになります。まずは心身の治療を最優先に、症状緩和に努めることが大切です。

健康的な生活習慣を身につける

症状が落ち着いてきたら、職場復帰に向けた準備を始めましょう。治療に専念するために崩れた生活リズムや、低下した体力を取り戻すことが大切です。体力や生活スタイルが戻らないまま復職すると、症状の再発リスクが高まり再休職につながります。そのため食事習慣や運動習慣を改善することで、健康的な生活スタイルを身につけることを目指します。たとえば活動記録表を作成し、1日の生活の流れを可視化します。そうすることで朝型の生活リズムに戻っているかを客観的に確認できます。

リワークセンターでは、ヨガやウォーキングなどのほか、RIZAPとコラボしたセルフケアプログラムも取り入れています。日中に体を動かすようにすると、体力を取り戻しながら夜に寝付きやすくなります。「生活リズム改善に役立った」と利用者さまからも好評のプログラムです。

また医療機関への通院にも同行し、医師と連携しながら無理のない範囲で復職準備を進めます。たとえば最初は週1~2日の短時間から利用を開始し、徐々に利用時間や頻度を増やしながら日中の活動量を高めます。そして最終的には週5日午前・午後通じて参加できることを目指し、働くために必要な体力や生活リズムを取り戻します。

ストレスの原因や、自身の考え方・行動の振り返りをおこなう

適応障害などのメンタルヘルス不調は、ストレスが大きな発生原因となります。それでは、そのストレスはいかにして生じたのか。それを知ることが、安心できる復職を実現するためにとても重要です。何がストレスになっているかに気づければ、それと離れた環境(部署や仕事内容など)で職場復帰できるように企業と交渉しやすくなります。またストレスに感じやすいことを事前に知ることで、適切な対処法を前もって考えることができます。

そのためリワークセンターでは、休職や退職した経緯の振り返りをおこないます。それを通じてストレスの原因や対処法の学習、また自身の考え方のクセなどの特長の理解を深めます。過去の振り返りにあたっては、リワークセンターのスタッフが丁寧にサポートしますのでご安心ください。公認心理士や精神保健福祉士、キャリアコンサルタントなど国家資格保有スタッフが7割超おり、あなたに合った形でサポートします。

必要なスキルやコミュニケーションを学ぶ

ビジネスビジネスシーンを想定した活動をおこないながら、振り返りで明確になった課題の対策を講じます。個別プログラムやグループプログラムが3,000以上あり、自身に必要なものを選んで受けられます。たとえばeラーニングではさまざまな職種や階層(新人・若手・管理職・幹部)ごとに学習できるので、自分のキャリアに合ったスキルやコミュニケーションの仕方を深められます。

自分らしい働き方を見つける

リワーク(Re-Work)とは、一般的にreturn-to-workの略語です。しかし私たちリワークセンターでは、リワークとは「Restart to work(再スタート・再設計)」であると考えています。病気になって休職・離職したことをネガティブな出来事として終わらせずに、レジリエンス(立ち直る力)を高める機会になるように、リスタートプログラムを提供します。見方を変えれば、メンタルヘルスの不調を抱えた今だからこそ、「自分は今後どのようなキャリアを歩みたいのか」「どんな働き方がしたいのか」「 どのように生きていきたいのか」を、自身と向き合いながらゆっくり考えられる側面もあるのではないでしょうか。リワークセンターは、あなたの描くリスタートを後押しできるようにサポートします。

安心して復職できるように企業と調整

これらのステップを通じて復職準備が整ったら、企業と復職面談を実施します。復職面談には、リワークセンターも同席しますのでご安心ください(※企業に内密で利用している方は除きます)。たとえば復職面談では、下記のような調整をおこないます。

 

復職時期

復職時の配属先や仕事内容

慣らし勤務(時短勤務)の導入

 

主治医や本人が希望する時期に仕事復帰できるように企業と調整します。またストレスの原因となった環境改善に向けて、復帰時の部署や仕事内容なども状況に応じて交渉します。そして最初から週5日フルタイム勤務で頑張りすぎると症状の再発につながりかねません。徐々に慣れていけるように、最初は短時間勤務で仕事復帰できるように企業へ提案します。あなたが安心して職場復帰できるよう丁寧にサポートします。

復職後のサポート

リワークセンターのサポートは、復職して終わりではありません。職場復帰後も継続的にサポートします。定期的に面談をし、仕事や心身に関するお悩みなどをご相談いただけます。ご相談内容によっては、改善に向けて企業と掛け合います。またリワークセンターでは、ストレスへの対処や環境調整がご自身でもできるようにセルフマネジメントの習得も大切にしています。これらの取り組みにより復職後の職場定着率92%と、多くの方々が再休職・退職することなく働き続けています。(23年度実績)。

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