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<企業セミナー開催報告>休職者支援どうすればいい?  ここでしか聞けない医療・福祉・人事・本人の立場からの本音トーク

<企業セミナー開催報告>休職者支援どうすればいい?  ここでしか聞けない医療・福祉・人事・本人の立場からの本音トーク

2020/11/11(水)、RENTAL SPACE min-packにて、「休職者支援どうすればいい?  ここでしか聞けない医療・福祉・人事・本人の立場からの本音トーク」(リワークセンター天王寺主催)を開催しました。

近年、社員がメンタル的な不調や休職となり、配属部門や人事部門、保健師の皆さまから職場復帰に関する相談が増えています。本セミナーでは、実際の対応事例を用いて、医療・人事・リワーク・本人それぞれの目線から具体的なサポート内容をセッション形式でお話しいただきました。

【当日のタイムスケジュール】
13:45 開場(受付開始)
14:00~15:00 三者セッション
 【セッション講演者】
  ◆医療法人厚生会 あき心のクリニック 院長 米山亜妃
  ◆大阪よどがわ市民生活協同組合 執行役員 人事総務部 統括 彦坂浩司
  ◆リワークセンター天王寺 吉本 さおり
15:00~15:10 休憩
15:10~15:40 リワークセンターのサービス説明
15:40~16:00 個別相談会

職場復帰をサポートする皆さまへのメッセージ


◆医療法人厚生会 あき心クリック院長 米山氏

今回の事例では本人は周囲の人に恵まれていたように思います。本人と主治医とだけでは、出来ることに限りがあります。人事の方の協力が必要です。

◆大阪よどがわ市民生活協同組合 執行役員 人事総務部 総括 彦阪氏

人事労務担当者は、社内で公にできない内容を取り扱います。悩みを相談できないことも多いため、リワークセンターのような協力機関と繋がることで自分たちにとっても安心できるのではないでしょうか。

◆リワークセンター天王寺 吉本

リワークセンターでは生活リズムを整えること、再休職予防策を一緒に考えることなどに取り組みます。復職後も面談の中で同じ場面でしんどくなることがないか確認し、必要に応じて人事の方や主治医の先生と連携しながら、長く働けるようサポートしていきます。

実際にリワーク支援を受けた本人からのメッセージ

日々のプログラムで学んださまざまな知識と、リワークで出会えた同じ社会復帰を目指す利用者の方々との出会いは宝物になりました。休職中に自分が社会とつながることができる“居場所”という意味でも、リワークに通所してよかったなと思います。

参加者の声

●患者に対するドクターのスタンスを知ることができて良かった。
●上手に対応されている人事・主治医の方々の話を聞けて参考になった。
●リワークセンターの見学も同時開催してもらえると、より良かった。
●本人・主治医・企業、それぞれの立場から話が聞けて、今後に活かしたい。
●実際の事例をベースにセッションをしたことで、リワークセンターの利用イメージが理解できた。確認したい内容は個別で相談します。
●多くの施設のような福祉色の無い(うすい)点がとてもユニークだと感じた。スマートなイメージがとても良い。

当日は多くの皆さまにご参加いただきました。ご参加いただきました皆さま、お忙しい中、誠にありがとうございました。今回のセミナーを機に、皆さまの休職者支援がより良い方向に進むことを願っております。

どれだけの人が、どれだけ本人に関われるかで復職後の様子が大きく異なると思います。 休職された方の対応など会社で抱え込まずに、私たちのような社会資源をぜひご活用ください。今回のアンケート結果をもとに、よりブラッシュアップしたセミナーを開催できるように努めてまいります。